ライブビューって凄い!と思ふ

駿河湾からの夕景富士 先日の28日(日)は台風一過素晴らしいお天気でした。何よりも富士山の本格的雪化粧と秋晴れが最高でしたね。あらゆる場所でカメラマンのシャッターが響いていた事でしょう。私も愛機である「α100」で撮影を楽しんできました。朝は月を追いかけ、夕方は伊豆の海に家族とドライブがてら出かけてきましたのでFUJIYAMA Gallery10月を是非ご覧下さい。

このところデジ一眼も新製品が続々と発表になっておりますね。各社様々な新技術や工夫を盛り込んで基本性能や使い勝手を高めております。その中でも私が気になるのは「ライブビュー」です。残念ながら「SONY α700」にはライブビュー機能は搭載されませんでしたが、次に発表される機種には期待しております。

何故「ライブビュー」が気になるのか?私はコンデジのDiMAGE A2も使っておりますが、デジ一眼(α100)を使ってみて、DiMAGE A2の「ライブビュー」の素晴らしさをあらためて感じました。(風景がメインの撮り方での一意見です)「バリアングル」での自由なアングルから生まれる「独創的な構図」も素晴らしいのですが、何よりも「仕上がりの確認」が写す前に出来る事が素晴らしいと思うのです。

風景撮影において、太陽光を入れた早朝や夕景など明暗の一般的では無い環境での露出は、オートではピッタリと来ないことがほとんどです。α100ではAEロックしたり、撮ってみてから露出補正をかける事もありますが、せっかくのチャンスを逃してしまう事もあります。ピントは絞り込みである程度調整できますので構図と露出に神経を集中させます。そんなとき「ライブビュー」では、大まかにでも構図の確認と同時に「写り」の確認ができますので、露出調整がほぼ希望通りでそのまま撮影できるのです。これは銀塩には無いデジタルの利点であると思います。写真家の方からみると邪道と思われるかもしれませんが、「写真を楽しむ」という視点から見れば「有効」なのではないでしょうか。但し撮影分野によっては「ライブビュー」は全くいらない事もあるでしょうから、あくまでも付加機能とするのがベストと感じます。今後もデジタル一眼は目が離せませんね!